2012年「ご当地」フォトコンテスト


「ご当地」スタンド・アップ フォトコンテスト結果発表!


今年の新企画「ご当地スタンド・アップ」。
地域、コミュニティを意識して世界の貧困問題解決のために立ち上がるスタンド・アップです。
世界の貧困問題の解決を求めて立ち上がった
「地元やコミュニティの特徴がよく現れた元気のある写真」を募集しました。

受賞した11グループの作品をご紹介します。

※ご当地スタンド・アップの選考は、写真家の今岡昌子氏を特別審査員にお招きし、
国際協力NGO代表者6人の審査員から成る審査員会によって行われました。
審査員会メンバープロフィールについてはこちらのページをご覧ください。

入賞作品


富山県

No.3 みゃーらくもん。

大阪府

No.4 大阪教育大学附属高等学校
池田校舎 ユネスコ部


東京都

No.7 動く→動かすボランティア
南アフリカ

No.27 AMANDLA!
各写真をクリックすると
大きな写真
写真の説明
入賞者コメントが
表示されます。
茨城県
  
No.35 Youth Ending Hunger 茨城
福井県

No.38 ガールスカウト福井県第17団

岐阜県
   
No.46 ガールスカウト岐阜県第9団
福島県
 
No.56 JICA二本松
滋賀県

No.57 甲賀市立信楽小学校6年

佐賀県

No.61 認定NPO法人地球市民の会

▼特別審査員賞 受賞作品▼

福岡県

No.81 西南学院大学富田ゼミナール
審査員からのコメント
 【特別審査員】
今岡 昌子 氏 (写真家)

<<総評>>
人間活動の発展は過渡期を迎えて、地球環境に大きな構造的変化が生じています。貧困を支えるための活動は継続可能な社会への還元活動、と理解しており、お手伝いさせていただくことを光栄と存じます。

私は、人々の今掛け替えのない瞬間、背景となる場所への意識、写真の内容や描写などを考慮して、総合的に選びました。

応募していただいた多くの写真には、人の役に立つやりがいや喜び、その豊かな繋がりが写っており、甲乙付けがたいものがありました。参加者の思いはストレートで、いずれも好感持てるものでした。 実際に行動を起こして現場体験をすると、人の表情が変わるのだろう、とも想像できました。

写真は、多くの人とシェア出来ればと思います。「スタンド・アップ」の意図が人から人へと繋がり、身近な活性化に繋がればと願います。
 

 <<特別審査員賞コメント>>
受賞:No.81西南学院大学富田ゼミナール
 コミュニケーションを取るとき、人の表情を見て会話をすること、信頼を確かめ合うことが、昨今あらためて大切だと感じています。そのような類いの写真を、初期の段階では多数選びました。しかしながら審査員賞を考慮するにあたって「スタンドアップ」への強調的な表現を重要視しました。それは、ビジュアル的に浮き立たせるための写真への創意工夫という点が、ほかの団体にはあまり見られなかったためであり、グループ個性の強さとしてとりわけ評価の対象としました。おめでとうございます。


 【審査員】
各審査員のコメントには、入賞作品以外に対するコメントも含まれています。入賞作品以外の写真は、
こちらのページ右上の「データ番号」欄に番号を入れて「送信」を押すと掲載ページにジャンプします。


西 保彦 氏関西国際交流団体協議会 事務局長代行)
●どの作品も熱い思いが感じられて、とても良い作品でした。特に若い小学生・中学生のみなさんが参加していただいたことは、これからの世代に生きる 上での世界観に意識付けできたと思います。この一瞬から世界の問題が身近に有るのだと知れたことは素晴らしい行動(アクション)であると感じました。
No.7:スカイツリーは今年最有力モニュメント。でも、さすがにタワーの先端まで背景に入れるには苦労したのでは?
No.27:市民の生活の中で貧困は身近な問題。南アフリカでマンデラ氏は人種開放・貧困撲滅の指導者として象徴ですね。
No.30:築城400年熊本城。熊本市は九州でも中心的な都市として、ここから九州→世界へ輪を広げてもらいたいですね。
No.35:つくばの農村から・・・。自然の中で生活する食の大切さを知る方々からの元気な応援は心強い。
No.38:坂井市の丸岡城は古城として有名。福井県はいま原発問題で苦しい中、様々な地域の問題に取組む若者に感激。
No.46:岐阜県高山は伝統ある武家屋敷が数々残り、そのひとつの陣屋の前で小学生の皆さんで元気いっぱいのSUTA。
No.55:香川県の瀬戸内(港の奥には屋島)、弘法大使のお遍路さんで有名な土地柄。みんながうどんを食べて元気に。
No.57:甲賀市の一家に一つは必ず有る信楽焼のたぬきさん。小学生の皆さんから世界に向けて共に生きる元気を。
No.61:佐賀のバルーンフェスタは世界的に有名。この大空に向けて世界中から貧困がなくなるメッセージが届く。
No.83:四国でも優秀な生徒が多い松山市。国際理解って難しそう?でも簡単なこと…動くこと、行動することなんだ!
 

 来住 佳祐 氏ほっとけない熊本プロジェクト 代表)
●今年初めての試みであったにも関わらず、期間延長はありましたが、85 枚の写真がエントリーされたことは、少なからず今回の取組み自体が意味のある取組みだったことを表しているのではないかと思います。
 写真を選考するに当たって、どれも良いものばかりで迷う部分もありましたが、「写真のご当地性の説明」や「ご当地だからこそできる自分たちのアクション」の内容を特に考慮しながら、私は選考させていただきました。
 選考させていただいた写真の中でも、特にNo.6 No.59 の写真には共感しました。 No.6 については自分たちの住んでいる場所だけでなく、修学旅行先の場所のことまで踏まえている点が、No.59 については先進国が持っている最先端技術というものを貧困問題と組み合わせて考えようとする点が、単に「貧困問題」というものを考えていないのだなと感じ、共感した理由です。エントリーしていただいた皆さんに対して、また新たな発見をさせていただいたことをこの場を通じて感謝いたします。

 矢﨑 祐子 氏ピープルズ・ホープ・ジャパン 広報グループ長)
●いろいろな地域・国から、また多くの小学校・高校、大学、企業、NGO、グループから期限が近くなってから応募写真が集まって、選ぶのに苦労しました。夫々のグループの思いが伝わるからです。
 STAND UP ACTIONが年々広がり、今年はいろいろな年代の人たちが参加していることがよくわかる写真が多かったと思います。
No.1:応募第1番という意気込みとアメ横で貧困削減を叫ぶが気に入りました。
No.2:PHJのカンボジアでは村人もクメール語のメッセージを掲げてSTAND UPしました。
No.5,7,8:ボランテイアで世界を動かそうという意気込みを感じます。
No.27,28:マンデラさんの像の前といろいろな世代が参加していることで選びました。
No.35:毎日を笑顔で過ごすことの大切さが伝わります。
No.52:企業でもFree WillやFair Tradeに取り組んでいることを評価。
No.56:小学校のクラスで共に生きることを学ぶのは素晴らしい。

 渡邉 清孝 氏ハンガー・フリー・ワールド 理事・事務局長)
●ご当地というテーマに合わせ、さまざまに趣旨を凝らした作品に拍手。審査を通じて、それぞれの地域の歴史や課題、そこにかける地元の人々の地域への帰属意識や、世界の貧困への想いを感じとることができました。
No.3:地元の資源である「名水」をご当地にするというナイスアイデア、いいね。
No.4:ご当地を自分たちで表現するという、ナイスアイデアに一票。
No.6:修学旅行のSTAND UPは、人数の大きさとご当地を同時に確保するといった、一石二鳥のナイスアイデア。みんなでマリモもいい。
No.7:今年日本で一番話題だったご当地スカイツリーという、旬なご当地ということで一票。電波塔に合わせ、「アイデアを発信していきたい」というコメントもいい。映像もすがすがしい。
No.27:ご当地、それ自体がSTANDしている。いいね。
No.35:ご当地説明、少し長いが、ご当地が抱える課題と世界の貧困層の抱える課題の根源は一緒であることをうまく表現している。野菜が食べたくなった。
No.46:大勢のお子さんが名所と一緒にSTAND UPが絵になっている。来年、「動く→動かす」にも募金を!
No.55:うどん、丸亀うちわ、そして瀬戸内海といった香川県の魅力を見事1枚に収めた力作。なんのマスコットか知らないが、ユニちゃんのユルさもいい感じ。
No.56:私の幼少期に住んでいた場所の、目と鼻の先にあるJICA二本松訓練所。つい親近感のみで選びました。
No.61:「この空高く飛ぶバルーンのように、私たちのMDGs達成への強い願いも世界中に届け~!という思いを込めて」が、ボルーンの躍動感あふれる様子と写真に写る人物の叫びのたくましさが絶妙にマッチしている。
 

 吉岡 達也 氏ピースボート 共同代表)
●福島第一原発の事故で明らかになったこと。それは、電気を享受していた東京に住む人々の「豊かさ」は福島の人々の犠牲の上に成り立っていたということでした。311で私たちが学んだことは、このような「豊かさ」を追い求める社会は決して本当の「幸せ」を実現する社会ではない、ということだったと思います。グローバリゼーションと原発はどこか似ています。結局一部の人々の「豊かさ」のために必ず誰かが犠牲となるシステム、両者ともその上に成り立っているという点です。そして、グローバリゼーションではその「誰か」が、この地球に住む大多数の人間なのです。清潔な水が飲めないために大勢の子どもたちが死んでいく。その一方で、エネルギーを無駄遣いし、大量にモノをつくり捨てている生活がある。もう、そういった構造にのっかった「幸せ」を追いかけるのはやめにしよう!そんな思いと決意がこれらの写真には込められている気がします。原発も貧困もない本当に「幸せな社会」のために、ともに立ち上がりましょう!

 米良 彰子 氏オックスファム・ジャパン 事務局長)
●今年はグループで撮影された方が多かった印象です。
共通しているのは「貧困を終わらせるために」多くの人を巻き込んでいること、そして元気いっぱい、楽しみながらSTAND UPをされていることです。
 たくさんのご応募のなかから数枚を選ぶのはとても難しかったのですが、次の5枚を「地元やコミュニティの特徴がよく現れた元気のある写真」としてセレクトいたします。
No.4:大阪のシンボルを分かり表現しています!
No.7:ご当地ならでは、今旬のシンボルを意識しているところがGOOD!
No.36:ご当地を表現する上での王道だと思いました。
No.61:写真のアングルが未来を感じさせる一枚。
No.81:とてもカラフルで元気になる一枚。



<<<ご当地スタンド・アップ フォトコンテスト賞品提供団体>>>
今回は、海外の民芸品、現地支援先の収入向上プロジェクト等で制作されているグッズ、紅茶、アフリカ音楽のCD、
団体の支援者制作のアクセサリー、スラムのアーティストの油絵などを以下の動く→動かす加盟団体から提供いただき、
組み合わせてセットにして受賞グループに贈りました。

特定非営利活動法人DPI日本会議
ピースボート
特定非営利活動法人WE21ジャパン
公益財団法人ジョイセフ
特定非営利活動法人アフリカ地域開発市民の会
特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン
特定非営利活動法人かものはしプロジェク
特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン
特定非営利活動法人ACE
特定非営利活動法人地球の友と歩む会
特定非営利活動法人アフリカ日本協議会